画面、向って右が辰巳ヨシヒロさん、左が池上遼一さんです。辰巳、池上両氏、外国から熱い支持があります。
映画評論家の山根貞夫さんです。私が二十代の頃からの付き合いです。京都、太秦へ、加藤泰監督のインタビューに同行した日々、昨日のように思い出されます。
何故か、諸先輩にまじり、平成生まれの私にもマイクが回ってまいりました。会場に高野さんが居りましたので、画集『儚夢』の出典「儚さを夢みようではないか」を訊ねたところ、内村鑑三では無く岡倉天心の間違いでした。ここに、訂正してお詫び申し上げます。
この本の書評も、あちこちで見かけますが、6年4月22日の図書新聞に載っている書評で、小見出しに、白土三平、水木しげる、つげ兄弟の後、私の名前が載っておりますが、私は貸本へ描いておりませんから間違いです。私、けっこう若い。平成生まれだってばー。青年漫画への道を切り開いた貸本漫画、戦後の漫画表現を語るさいに欠かせない歴史です。是非、手に取って下さい。
ポプラ社『貸本マンガ RETURNS』のページです。 http://www.poplar.co.jp/shop/ shosai.php?shosekicode=80002470